Camp in Graz 1977
これは、1977年、私が小学校5年生の時、グラーツであったキャンプから帰ってきて、書いたキャンプのレポートである。当時、夏休みが始まる前に出発したので、別に先生に強制されたわけではなかったが、これくらいの事はしないと申し訳がない・・と思ってスヌーピーの赤い表紙のスパイラルノートに書いて、クラスに閲覧できるようにしたことを覚えている。他には、クラスのみんなに、男女2種類の柄の絵葉書を買ってお土産にした。
今となっては恥ずかしいような言い回しもあるが、当時書いたままに書き写すことにする。スキャンできればよかったのだが、Hくらいの鉛筆で書いているようで、薄すぎるのである。では、ここから、1977年にタイムスリップする。
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C.I.S.V.キャンプ in Graz, AUSTRIA レポート ’77 作 四方有紀
目次
1キャンパーとJ.C.キャンプスタッフの名前(みょう字を除く)・性格・短・長所
その他 IV. むこうの店又は町のようす(グラーツ・ウイーン・チューリッヒ)
I 出発!
7月9日 胸はたかなる。いよいよオーストリアへ出発だ。大阪の空港に着く。いよいよゲートにはいる。家族のみんなともお別れだ。その後全に空に乗る。
何分かのち、り陸、そして何分か後、東京国際空港に着く。その後エール・フランスのジャンボに乗る。機内ではねむれず、食事もまずかった。そしてアンカレッジ・フランス。そして憧れ?の地オーストリアに着いた。
1キャンパーとJ.C.キャンプスタッフの名前(みょう字を除く)・性格・短・長所
キャンプスタッフ
チーフディレクター:Ingrid(イングリット) 女 Austria 性格(短)ない (長)だれにたいしても公平なたい度で、やさしく、みんなから好かれている。
アシスタントディレクター:Christian(クリスチャン(ニックネーム=クリス)男 Austria 性格(短)ない (長)おもしろいし、やはりだれにたいしても公平なたいどだ。みんなからすかれてる。
スタッフ:Greti(グレティー)女 Austria 性格(短)no (長)やさしい。公平なたいど。わかいしお姉さんみたいな感じも受ける。
ホスピタルのスタッフ:Ana(アナ) 女 Yugoslavia 性格(短)no (長)やさしくってなんというのか、お母さんみたいな感じ。公平なたい度。
J.C.(ジュニアカウンセラーの略)
Uli (ウリ) 女 Austria 性格(短)no (長)やさしいし、お姉さんみたいな感じ。
Patrick(パトリック) 男 Sweden 性格(短)ない (長)やさしくっておもしろい。
Wolfgang(ヴォルフガング(あだ名=ヴォルフィー)) 男 Austria 性格(短)ない (長)すごくやさしい!
Andreas (アンドレアス(あ=アンディー)) 男 Austria 性格(短)別に (長)おもしろい(じゅう道をならってるそうだ)
Christian(クリスチャン) 男 Austria 性格(短)別に (長)やさしい。おもしろい。
Krzytof (クリストフ) 男 Poland 性格(短)別に (長)別に
キャンパー(リーダー除く)
AUSTRIA オーストリア
男 Siegmund(シグモンド) た:運動神経どちらかといえばにぶい ち:しんせつ。
Jurgen(ユルゲン) た:いきり ち:親切
女 Jutta(ユッタ) た:いきり ち:やさしい
Daniela (ダニエラ) た:運動おんち ち:とても親切で良い心の持ち主
CANADA カナダ
男 Steven(スティーブン) た:男子の話によると影でこそこそするたいぷらしい ち:新設でやさしい
Sven(スヴェーン) た:いきり ち:おもしろい・親切・いたずらっぽい
女 Stephanie (ステファニー) た:少しいきり ち:おもしろい・スポーツウーマン・やさしい・親切
Nancy(ナンシー) た:すごいいきり ち:別に。少しおもしろい。
DENMARK デンマーク
男 Jesper (イエスパー) 短:はっきりしらないが一つ以上あるだろう 長:まあまあ親切
Torben(トルベン) 短:すこしいきり 長:なんとなくたい度、表情がおもしろい(かわいい)
女 Gitte (ギッテ) 短:別に 長:英語がしゃべれ、少し?やさしい。
Ulla(ウラ) 短:別に 長:おもしろい。親切。
W.GERMANY 西ドイツ
男 Markus(マルクス) 短:ない 長:おもしろい。たい度がよい。まあ親切。長足。
Jurgen(ユルゲン) 短:ない 長:めちゃくちゃおもしろい。たい度がよい。まあ親切・
女 Sylvia(スィルビア) 短:ない 長:親切・やさしい・おもしろい・いうことなし(じゅうどうしてる)
Kirsten(キルステン) 短:少しほめるとすぐつけあがる 長:足がながい。
GREAT BRITAIN イングランド
男 David(デーヴィッド) 短:スーパーいきり、短足 長:サッカーがめちゃくちゃうまい。
Mark(マーク) 短:スーパーいきり、短足 長:まあ親切
女 Julie(ジュリー) 短:少しいきり。少しやらしい 長:おもしろい、親切
Rachel(レイチェル) 短:いきり 長:かわいいかな?
GREECE ギリシャ
男 Alexandros (アレキサンドロス) 短:すごいいんけん 長:ない
Leonidas (レオニダス) 短:すごくいんけん・気持悪い 長:ない
女 Paraskevi (パラスケヴィ) 短:いじわる・いんけん 長:美人。たまにやさしいときもある
Maria (マリア) 短:ない 長:親切。やさしい。かわいい。
ISRAEL イスラエル
男 Yizhai(イシャイ) 短:顔の他別に 長:親切なことある。
Ronen(ローネン) 短:顔の他別に 長:スポーツ万能。親切。
女 Dalit(ダリット) 短:別に。 長:親切・美人・ドイツ語がしゃべれる。
Nulit(ヌリット) 短:少しだけいきり 長:親切、かわいい、英語ができる。
JAPAN 日本国
男 Takashi(タカシ)(敬) 短・長:日本人なので省く
Kunihiro(クニヒロ)(邦弘) 短・長:上に同じく
女 Masumi(マスミ)(真須美) 短・長:上に同じく
Yuki(ユキ)(有紀) 短・長:上に同じく
MEXICO メキシコ
男 Arturo(アルトゥーロ) 短:NO 長:かわいい、親切、おもしろい、態度がいい。
Jorge(ホルヘ) 短:べつに 長:おもしろい
女 Tabata(タバタ) 短:少しいたずらすぎることもある 長:たくさんありすぎるのでしょう略
Cristina(クリスティーナ) 短:少し!いじわる 長:やさしい。親切。
NORWAY ノルウェー
男 SveinErik(スヴェネリック) 短:少し気しょく悪い 長:親切
Torond(トローンド) 短:別に 長:親切。正義のみかたっていうかんじ。おもしろい。
女 Mette(メッテ) 短:別に 長:おもしろい。
Anne(アンネ) 短:少し礼ぎにやかましい。 長:親切。おもしろい。やさしい。
POLAND ポーランド
男 Gustaw(グスタフ) 短:顔。気しょくわるい 長:ない
Mariusz(マリウシュ) 短:いっぱいありすぎる 長:NO
女 Ewa(エヴァ) 短:いきり。その他いろいろ 長:少し!しんせつ
Ala(アラ) 短:数えきれないほどある 長:なし
ROMANIA ルーマニア
男 Ion(イオン) 短:卓球ばかりしてよく台をのっとる 長:やさしい。英・独語ができる。スポーツ万能。
Marius(マリウス) 短:上に同じく 長:やさしい。親切。独語ができる。スポーツ万能。
女 Luminita(ルミニッタ) 短:少しいんけん 長:やさしい。親切。独語ができる。美人。
Emilia(エミリア) 短:べつに。長:体そうがめちゃくちゃうまい。やさしい。独語ができる。かわいい。
SPAIN(スペイン)
男 Miguel(ミグエル) 短:べつに 長:親切。
Julio(フリオ) 短:べつに 長:サッカーうまい 親切。
女 Ana(アナ) 短:べつに 長:親切。かわいい。
Marta(マルタ) 短:ない。 長:親切。やさしい。美人。その他いろいろ。
リーダー(アルファベットは国名)
女 Ulrike(ウルリケ (ニックネーム=ウリ)) Austria 短:NO 長:親切。やさしい。
女 Nancy (ナンシー) Canada 短:NO 長:親切。やさしい。
女 Elizabeth(エリザベート) Denmark 短:NO 長:親切。やさしい。おもしろい。
女 Ulrike(ウルリケ) West Germany 短:NO 長:おもしろい。やさしい。親切。
女 Jenny (ジェニー) Great Britain 短:NO 長:やさしい。おもしろい。
女 Evangelia(イバンゲリア(ニック=リザ)) 短:いんけん。うるさい。自こしゅぎ 長:おもしろい。少しやさしい。
男 Yitzik(イッツイック) 短:NO 長:おもしろいその他
女 Yoko(ヨーコ) Japan 短:NO 長:いっぱいありすぎる。
男 Carlos (カルロス) Mexico 短:No 長:めちゃくちゃおもしろい。とてもやさしい。親切。その他いろいろ。
女 Karin(カリン) Norway 短:No 長:やさしく、おもしろく、親切。
女 Barbara(バルバラ) Poland 短:べつに 長:やさしい
男 Ion(イオン) Romania 短:べつに 長:やさしい
女 Mercedes (メルセデス) Spain 短:NO 長:やさしい、親切。おもしろい。その他いろいろ。
2, キャンプ生活の様子@(スケジュール)平日のみ
時間すること
7:30 起床8:00 朝食8:20 庭でC.I.S.V.の旗あげ8:30〜9:00 部屋の整理9:00〜10:00 第1活動10:00 おやつ10:15〜11:30 第2活動11:30〜12:00 フリータイム12:00 昼食12:30〜1:00 キャンディーショップ・ポストオフィスがキャンプ内であく。1:00〜2:30 休けい (昼ね、日記かきなどその他自分の部やでしずかにする。(でもやらないときの方が多かった。)2:30〜4:00 第3活動4:15〜6:00 各チームの時間と第4活動6:00 夕食6:30〜7:00 フリータイム7:00〜9:00 夜のプログラム(パーティー、ダンス(ゴーゴー)など)9:00 C.I.S.V.の旗さげ9:30 消とうその他少しちがうときもある。
3.キャンプ生活の様子A(活動など)
だいたい4つの活動がある
ハンディー・クラフト(工作) ペーパーフラワー、かわ細工(アーツン・クラフト)、おり物(毛糸で)、絵画、毛糸の人形作り スポーツ フットボール(サッカー)、四つんばいになってするサッカー、バレーボール、ピンポン、その他ゲームなど ダンシング ゴーゴー、ゴーゴーに似たような踊り、フォークダンス、(ごくたまに)社交ダンス ドラマ・ゲーム ゲーム(しんげん地あて、ドラキュラ&フランケンシュタイン、ロメオ&ジュリエット、かぎとり、ウインク・キラー、パントマイム、ナイト・ホースイズ、ハンカチおとし、アー・ラム・サム・サムなど) ウォーキング 散歩 フォト・ラボ 写真作り 特活 折り紙、ハイキング(登山)
しかし、この活動もまんねりになってきたので、さぼる人がおおくなってきた。
4.キャンプ生活の様子B(食事など)
食事はとてもおいしかった。むこうの人は昼食を沢山食べ、夕食は昼食よりひかえめだった。
たとえば昼にビーフカツレツ。夜にカナッペだけということもある。
また、果物などの食べ方のちがいも、日本とだいぶ差がある。
桃(黄桃)=皮ごとたべる
ぶどう=皮ごと種もたべる。(ぶどうのばあい、日本では種をたべればもう腸になるというが、むこうでは、胃腸の中をきれいにするという。
5.日本の子供と外国の子供とのちがい
外国の子供はすごく積極的で日本の子はまあまあ積極的で、外国の子は大ざっぱであつかましく、気まえもよく、日本の子はしんちょうだ。
その他あまり自分の国の人じゃない、だからあの人は外国人だとか、あの人は外国人、私はこの国の国民などという考えはもってなく、べつに気にしてないみたい。それに自分じしんの考え方をきちんともっている。
それから、おもしろいとおもったのは、ウイーンにみんなでいったとき、(私たちはホテルにとまったときにも行ったことのある遊園地。)遊えん地にいった。そのとき、にほんにないぐらいこわそうなジェット・コースターがあった(私はのってない)そして敬君がキルステンとヴォルフガングと三人でのってみたところ、それほどこわがりdもない敬君が顔をひきつらせ、つっぱらせていたのに、あとの二人は「なんやおもしろくない。」といったかんじでポケットに手をつっこみ、口笛をふいていたそうだ。それから、おばけやしきに入ったとき、私はトルベンといっしょにはいった。私はまえにはいったことがあるのでこわくないことがわかっていたのでふつうに座っていた。でもトルベンは悲鳴をあげ、下にまるくしゃがんでいた。(車にのるので)(図をみよ。)(それに口笛ふいていたキルステンも敬君といっしょにのって敬君にだきついたそうだし、邦弘君といっしょにのったイエスパーも邦弘君にだきついたそうだ。 だから、ジェットコースターなどはこわがらないくせに、ばけやしきなどはすごくこわがるみたい。
6.ホームステーの様子(向こうの家庭のじょうきょう)
私は、デンマークのウラといっしょにホームステーにいきました。むこうの人たちがむかえにきてくれるときは、奥さんのサーシャさんという人がむかえに来てくれました。
むこうの家族は、ご主人がペイターさん。奥さんがサーシャさん、子供がダニエラ(11)とマリーサ(10)で、みんな親切でした。
7.夜のプログラム
まずナショナルイブニングというのがあり、各国の歌、民族舞ようと、ゲームなどをする。その他パーティー・ダンス・歌・キャンプファイヤー、ゲーム、パジャマパーティーなどがある。
8.子供会議
これは議長・書記など全部子供ばかりでする会議で、つうやくなどの他はおとなは一さいくちだしできない。私たち日本チームも言葉のハンディーにかかわらず、がんばって発言した。
9.町のようす
@ウィーン オーストリアの首都。町並みはしずか。日本とくらべれば人どおりは少ない。
Aグラーツ 夜になると有名な建物だけにライトをあてたりする。お店も美しく、緑がとても美しい。
Bチューリッヒ 日本とよくにているが、ああまでやかましくない。
10.全体をとおして
@前期 キャンプ生活になかなかなじめなかった。日本人以外がすごくかっこよくみえ、なんとなく親しみをかんじず、向こうの親切をむにしているみたい。私たちは日本人。むこうは外人ってかんじに思え、みんなはおもしろがっていたも、楽しくかんじられなかった。最初に友達になったのは、ノルウェーのアンネ、オーストリアのユッタだ。
A中期 日本人でバドミントンをやっていたところ、スィルビアがあらわれすごく仲よくなる。各国のナショナル・イブニングがひらかれ、キャンプにもだいぶうちとけてきた。活動もおもしろいし、いちばんおもしろかった。みんなと仲よくなれた。日本に帰りたくない気持も大きくなってきた。
B後期 1日、1日を大切に過ごすようになってくる。活動がマンネリになってきたが、さぼることなくがんばった。夜のプログラムがごうかになって、みんなとすっかりなじめ、みんなおなじ人種にみえ、言葉のハンディも感じなくなる。別れるときすごくさみしいし、なんだか悲しかったので泣いてしまった。(他の国の子も)日本なんかにかえりたくない。
II. 帰国
ほんとうに楽しかったので、なかなかキャンプ気分がぬけきらない。いまやキャンプシックにかかっている。また、キャンプ中にはクラスのみんなに逢いたいとおもったこともあるが、ホームシックにはかからなかった。(それからいちおう静かにする時間があるがみんなはしゃいでいたので手紙があまりかけなかった。)
私としては、キャンプが一ヵ月あらず、一年、いや一生であれば・・とも思っていた。
それと、おどろいたのはむこうにもあやとりがあることと、七宝焼きのやり方がちがうことなどだ。卓球はルーマニアの男子と日本人がうまかった。でもラケットの持ち方がちがった。(シェークハンドだからラケットもちがう。)
その後・・・・。
こっちからも手紙を出したり、むこうから手紙が着たりした。この友情をもっと長続きさせたい。
おわりに
結局このキャンプをとおして一番仲よくなったのはスィルビアだ。
そして、文通したりして、この外の人とも、ずっとずっと仲よくしていきたいし、この経験をいかして色んなことをしてみたいし、この思い出を一生忘れないだろう。
最後の日に記念樹を一人一人が土をかけてうえた。また、五年後はこのメンバーが集まれるそうだ。そして、五年後には今回のキャンプと同じ、又、それ以上にいいけいけんになるようにしたい。(いけるかどうかわからないけど)
とにかくこの友情を長続きさせたい。
つけたすこと(長くなりそうです)
まず、ホームステーのこと
向こうの家庭では、ウラもふくめ、みんなであそんだりした。ウラも私もほんのかたことしか英語がしゃべれず、ドイツ語もほんの少ししかできなかったけど、ドイツ語を教えてもらったり、必死でがんばったので、言葉のてんは別に問題にならなかった。
最初の日と最後の日(ホームステーは二日)はガーデンパーティーを開いてくださった。それは夕食で、炭焼きのお肉とソーセージ、そして、レバーだった。おいしかった。その後最初の日は木ぐつをはいて障害物走のようなことをしたり、ろうそくで火をつけ(木に)たいまつを作ったりしてあそんだ。そして最初の日は着いてしばらく休けいしてからバドミントンなどをしたり、そのあとドライブで自然動物園へ、最後の日はプールへいった。
またお家はこぢんまりしていて花がさきみだれ、野菜畑が一部あり、白くて美しいうちだった。また、日本ではシートベルトをはめる人が少ないのだが、オーストリアでは法律でぎむづけられているらしい。
ホームステーの子たちの性格?は、ダニエラはやさしく、親切、おもしろい。マリーサは少しわがままだがおもしろく、親切。
子供会議のこと
議長は1回目ステファニー、2回目ジュリー
秘書は1回目ヌリット、2回目デイヴィッド
困ったこと。日本人は言葉がつうじないので、言った人の声が小さければそれがわからなかったりした。
それに通訳をとうしてしかむこうのいったことがわからないし、自分達がいったことだって、通訳をとうしてしか相手につうじないので少しいやだった。
話し合ったことは、改ぜんしてほしいこと(キャンプ生活について)とC.I.S.V.の意味についてなどでした。私達は日本人なりにがんばったつもりでしたが・・・。
これからは語学も頑張らなければと思った。
その他 I.. 日本
オーストリアにはたまにホンダやトヨタの自動車が走ってたり、トヨタのポスターあるいは看板がはってあったりだしてあったりしてあった。また、イングリットがもっていたカメラはコニカの上等(すごく)な物だし、キャンパーの中にはフジフィルムをもってきていた人もいた。
その他 II. 電車の速度
ウイーン〜グラーツまで、電車で行くのだが、急行でいった。(行きしなは一等席で帰りしなは2等席だった。)ウイーンからグラーツまでは、日本でいうと大阪〜大津までぐらいだ。しかしこの電車は急行でなんと3時間もかかるのだ。しかも日本の急行だと景色もけっこうながれるようにはしるのだが、この急行の場合、景色の一つ一つがきちんとはっきりみえるのだ。
それから車内のことなのだが、一等席は新幹線の車内をもう少しゆったりさせたようなもので、ひじあて?を上にあげればねられる。二等席は一部屋ずつになっていて6人部屋だ。(別に一人でも2等席に乗れる)また、食堂車がついていて、軽食ならたべられる。
その他 III おもしろかったこと
ポーランドの民よう?のような歌があり、それをデリケイションデー(国ごとに歌や踊りを見せたりする日(ホームステーの人やえらい人などがくるナショナルデー以外のそういうことをする日。)のときにポーランドチームの人たちがやったところ、みんなにすごくうけてバスの中などで男の子たちが立ちあがってそれをした女の子のまねをして「ラーラーラララ」とやるのだが、それのおもしろいことおもしろいこと。(ご希望に応じて実演します)それのうまい人はトローンドとユールゲン(ドイツ)ですが、各国の歌や踊りを教える日があり、そのときみんなの希望によりlポーランドはもとはちがうのということになっていたのですが、その「ラーラーラララ」をやりましたところ、トローンドとユールゲン(ドイツ)が立ち上がり「ラーラーラララ」と動さをやっていました。それがちょうどわたしのとなりとむかえだったので、おもしろくてたまらなかった。(結局私達は楽しんでいたけど、ユールゲンとトローンドはクリスにおこられました。)おもしろいことはその他いっぱいありますが、たくさんありすぎて長くなるのでやめます。
その他 IV. むこうの店又は町のようす(グラーツ・ウイーン・チューリッヒ)
八百屋さんなどがとてもきれいで、カフェ(道の中のテラスでコーヒー又はその他の飲み物や軽い食事を飲ませたり、食べさせたりする一種のきっ茶店。)がある。また、必ずお昼(12時ごろ〜2時ごろまで)はみせがしまり、午後7時ごろになるともうお店がしまるのです。(それが常しきになってるのです。)日本では8時〜9時ごろまであいてるので、日本人は働きすぎなどといわれるのだ。
スイスの町は日本人観光客が多いせいか日本語のかんばんがあったり、日本人の店員さんがいたり、私達がとまったホテルには日本語のメニューがおいてあり、日本語がはなせる(スイス人だろう)フロントのおじさんがいたりで、まわりをみても日本人が多いので、外国ってかんじが(スイスは)しなかった。
その他 V.むこうでの’77オーストリアの日本チーム
結構人気者だった。また、リーダーの話によると、リーダーのミーティングでも話題になったりで、評判がよかったらしい。また、活動の中にorigami(もちろん折り紙)という名前で、折り紙を私達日本人が教えたりした。好評だった。それに日本語を教えてくれなどといわれたりもした。そしてほとんどの人が、「ありがとう」などを覚えてくれた。その他スタッフの人達は、「お早よう」とか「おやすみなさい」をおぼえてくれた。タバタやマルタ達は自分の名前を日本語で書くとどうなるのかとかその他、ほかの人たちよりたくさん日本語を覚えてくれた。たとえば「お早よう」「おやすみ」「こんにちは」などだ。
その他 VI.数字のちがい
アラビア数字(算用数字)の場合
その他VII 食べ物でおいしかった物、まずかった物
おいしかったもの
キャンプ地での食事のほとんど 特に、スープ、ウインナーソーセージ、桃、あんず、さくらんぼ、ピーマンの中にごはんなどがつめてあるもの、こうしのカツ、ヨーグルト、パンなど
まずかったもの
特にないが 1.水
2.飛行機(エール・フランスのみ)の食事
3.プディング(プリンではないが名前はプディング。)
その他 VIIII グラーツ市の有名なたてもの
まず、一番有名なのは、時計台でしょう。その他、市役所、お城、博物館などでしょう。
終わり
’1977年 夏